まとめ 海洋生分解性プラスチック導入の背景や、日本初の海洋生分解性プラスチックレジ袋についてご理解いただけたでしょうか。 キラックスでは、生分解性プラスチック製品の開発企業として、海洋生分解性プラスチックレジ袋が今後さらに普及し、環境保全に役立つアイテムとなる手助けを行っています。 生分解性プラスチックや海洋生分解性プラスチックを使った商品開発にご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 ◎商品開発部の詳細は こちら から 生分解性フィルムの購入方法をご案内しています。 ※商品開発部まで 用途や使用量、サイズなどの情報をご準備いただくとスムーズです。 株式会社キラックス 愛知県名古屋市港区土古町4-1 <関連記事> この記事を読んだ方にこんな記事もオススメです ◎最新の投稿記事はこちら 百均で売り切れ続出!家事時短になるマスキングテープの使い方とは?? 「話題の汚れ防止用マスキングテープについて詳しく知りたい!」「掃除が時短できちゃうって本当??」「マスキングテープが買いたいけど、人気過ぎて全然百均に売っていない…」「他にはどこに売っているんだろう? ?」そういったことに […] 林業や土木工事業の方必見!いつも使う"あのアイテム"の材質を変えるだけでSDGsの取り組みに大変身 「SDGsの取り組みを考えてと言われたものの、林業にできる具体的な内容が浮かばない…」「土木工事業におけるSDGsの取り組みって、何をすればいいのか全く見当がつかない」と途方に暮れているSDGsご担当者様! 現場でよく使 […] 【防湿・防錆の強い味方】輸出梱包材に「バリヤ梱包」をオススメします! 日本で製造される多くの工業用品。技術の高い日本製品は海外へも多く輸出されます。 製品を輸出する際、大切な製品を湿気や錆びから守る必要がありますが、どんな輸出梱包材を使ったらいいのか分からないという方もいらっしゃるのではな […] SDGsの取り組みにぴったり!アパレル企業の"生分解性ショッパー"事例を公開! SDGsの取り組み事例をお探しのアパレル企業様、何かやらなければならないが具体的な内容が思いつかないとお悩みのご担当者様! 生分解性ショッパーを採用してみませんか? 生分解性ショッパーは通常のプラスチック製ショッパーのよ […] 【実例紹介】ハンバーガーの包み紙に印刷するだけで10倍映える!オリジナルバーガー袋のススメ 無地のバーガー袋に印刷をすることで、見映えアップに繋がるオリジナルバーガー袋。 前回の記事では、オリジナルバーガー袋の印刷方法や製造ロットをご案内しました。今回は、実際にオリジナルバーガー袋を採用いただいている企業様の実 […] 魅力たっぷり!養生テープの便利な使い方とは?
2020年7月に日本全国でレジ袋が有料化になりました。マイバッグの持参が推奨されていますが、ついつい忘れてしまうという方も多いのではないでしょうか。そんなとき、無料でレジ袋をくれるお店だと、なんだか得したような気分になることもありますよね。 ところで、有料化されたはずなのに、どうして一部のお店では無料でレジ袋がもらえるのかをご存知ですか?その答えは、レジ袋の素材にあります。無料で配布されているのは、「バイオプラスチック」を利用したレジ袋。ここでは、環境対策として注目されているバイオプラスチックについてご紹介します。 バイオプラスチックとは? バイオプラスチックとは、植物由来のバイオマスを原料とした「バイオマスプラスチック」と、微生物によって分解される「生分解性プラスチック」の総称です。 バイオマスプラスチックってなに? バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機性資源のこと。代表的な原料には家畜の排泄物や生ごみ、木くず、もみがらなどがあります。 バイオマスプラスチックのレジ袋は、一般的にジャガイモ、サトウキビ、トウモロコシ、大豆などの植物が原料になっています。また、バイオプラスチック製品は全面的にバイオマスを使用するか、部分的に使用するかによって細かく分類されます。 生分解性プラスチックってなに?
2021年4月、日本初となる海洋生分解性プラスチックレジ袋が、大分県中津市のスーパーに導入されました 。 さらに、大分県中津市のNPO法人中津まちづくり協議会によって、会員事業所、市内の小中学校の児童・生徒への無料配布が実施されました。 海洋生分解性プラスチック について、耳にしたことはあるものの実際にはどういったものか分からない、という方も多いのではないでしょうか。 この記事では、日本初となる海洋生分解性プラスチックレジ袋の製造企業である株式会社キラックスが、海洋生分解性プラスチック導入の背景と、海洋生分解性プラスチックレジ袋の概要をお伝えしています。 この記事をご一読いただければ、海洋生分解性プラスチックレジ袋についてご理解いただけることでしょう。 ◆目次 1. 海洋生分解性プラスチック導入の背景 1-1. 海洋生分解性プラスチックとは何か 1-2. 海洋生分解性プラスチック導入の背景1【SDGs】 1-3. 海洋生分解性プラスチック導入の背景2【レジ袋有料化】 2. 日本初の海洋生分解性プラスチックレジ袋の開発から製品化まで 2-1. 製造企業キラックスの海洋生分解性プラスチックレジ袋開発経緯 2-2. 日本初の海洋生分解性プラスチックレジ袋はどんなもの? 3. まとめ 1. 海洋生分解性プラスチック導入の背景 1-1. 海洋生分解性プラスチックとは何か そもそも「生分解」とは、"バクテリアや菌などの微生物が分解することができるもの"という意味を持っています。 1989年、生分解性プラスチック研究会は、生分解性プラスチックを「自然界において微生物が関与して、環境に悪影響を与えない低分子化合物に分解されるプラスチックである」と定義しました。さらに、1993年のアナポリスサミットでは、「生分解性材料とは、微生物によって完全に消費され自然的副産物(炭酸ガス、メタン、水、バイオマスなど)のみを生じるもの」と再定義されています。 つまり、 生分解性プラスチックとは"微生物によって分解され自然に還るプラスチック"のこと を表しているのです。 さらに海の中にいる微生物によって分解できるプラスチックのことを、 「海洋生分解性プラスチック」 と呼びます。 海洋中に流れ出たとしても、微生物によって分解され、形が消滅し自然に還ることができる のです。 1-2. 海洋生分解性プラスチック導入の背景1【SDGs】 2015年9月、国連サミットによって、 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals) を含む 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」 が採択されました。 SDGsには、世界共通の目標として、健康、教育、経済成長、気候変動などに関する17の持続可能な開発目標と169のターゲットが設定されています。 17の目標のうち、海洋生分解性プラスチック導入に関わる目標は、下記の3点です。 ◎目標12.
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海南省は12月1日から、ポリ袋やプラスチック食器など10種類の使い捨てプラスチック製品の販売、使用を全面的に禁止します。これは中国で初めての取り組みです。 「海南経済特区で分解不能な使い捨てプラスチック製品を禁止する規定」が12月1日から正式に施行されます。海南省ではポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなどの非生分解性高分子材料を含む使い捨てフィルム、袋、食器の生産、販売、使用を全面的に禁止することになります。代替品には生分解性プラスチック、紙、布、麻などの製品と、再利用できるプラスチック製のかごなどが含まれるとのことです。 国家生態文明試験区として、海南省は2018年から率先して分解不能なプラスチック製品を禁止しています。禁止令の全面的な実施に伴い、生分解性プラスチックの需要量が大幅に増加していくとみられています。(HJ、浅野)